一般道路の交通誘導員の仕事内容とは?
- 2022/06/20
一般道路の交通誘導員の仕事は自動車や自転車、歩行者を安全に渡らせることです。
歩行者や自動車の走行スピードを考えながら円滑に誘導していきます。
交通誘導員で行ってはいけないのは「だろう案内」。
「おそらく渡り切れるだろう」、「おそらくこのスピードで通り抜けてくれるだろう」といった、想定での案内は決して行ってはいけません。
歩行者なら渡りきってから、自動車なら通過してからの誘導が基本となります。
例えば自転車で走っている人でも急に方向を転換することもありますし、歩いている人なら立ち止まることだってありえます。
犬を散歩している人なら犬が急に立ち止まったり、おしっこをすることも。
こういった思わぬ出来事もありうるので、必ず安全面を第一に誘導を行います。
そして交通量の多い場所では渋滞にならないような配慮も大事です。
例えば、工事により片側1車線のみになってしまった場合に、信号のタイミングを見計らって誘導を行うなど意識すれば、渋滞も起こりにくくなります。
このあたりは現場の交通状況なども把握した上で行うとよいでしょう。
なお、現場に就くことになっても最初の数十分程度は、すでに現場に立たれている方のアドバイスをもらうことが多いです。
急にバトンタッチすることはありません。
交通状況や交通量などの情報をもらって、安全に誘導できることを理解してから、1人で作業することが大半です。